結婚帝国―女の岐れ道(part1)
以前、ギャンブル依存症ファミリーセンターホープヒルのカウンセラー、町田政明先生のブログを読んでいて、「信田さよ子に負けた」という一文が妙に印象に残った。その町田先生のセミナーの中で推薦をしていたのが、『結婚帝国―女の岐れ道』(講談社)だ。
麻薬脱出(part3)
今週も『麻薬脱出―250万依存者の生と死の闘い』(軍司貞則著、小学館)を読んで思ったことを書いてみる。今回が最後だ。
麻薬脱出(part2)
今回も、『麻薬脱出―250万依存者の生と死の闘い』(軍司貞則著、小学館)を読んでの感想。本の要約をして紹介する。
麻薬脱出(part1)
『麻薬脱出―250万依存者の生と死の闘い』(軍司貞則著、小学館)を読んだ。本の帯には、「置き去りにされた薬物依存者を救え!」とある。日本では「薬物をやってはいけない!」キャンペーンが盛んにやられているが、スローガンだけでは薬物とは闘えない。今の日本には、すでに薬物依存になってしまった人の回復施設は民間のダルクだけしかない。国は全然後ろ向きだ。一時、「夜回り先生」こと水谷修さんの取り組みで薬物が注目されたが、一時的ブームで終わってしまった。
アスペルガーさん(part3)
家庭内の暴言暴力が問題になることもある。母親がアスペルガーさんの子どもに「ご飯よ!」と呼んでも、これは母親の「発表」であって、「食卓に来なさい」という意味に本人は取れない。母親が部屋に行きドアを開けて「聞こえなかった!?」と言った途端、聴覚過敏のアスペルガーさんはパニックになって「うるさい!」と怒鳴ったりする。そんなやりとりがいつも続くと、母親のほうが先に「抑うつ」になったりすることもあるそうだ。「30分後にご飯ができるから、台所で一緒に食べよう。30分後でいい?」。これが模範解答だ。会話に抽象的なものがない。
次にあげるのは、『パスポートは特性理解』(クリエイツかもがわ)に紹介されている事例である。