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南雲明彦の「発達障害と生きるということ ~当事者からのメッセージ~」 2010年03月

発達障害の人たちの抱える困難さ

 私の抱えている「ディスレクシア」という障害は、これまでもご説明した通り、大きな枠で言えば「発達障害」の仲間です。今回は発達障害の中に含まれる「ディスレクシア」とは違う種類の障害、「学習障害」「AD/HD」「アスペルガー症候群」について説明します。



二次障害という悲劇

 前回は私の生い立ちについて説明し、その中で発達障害そのものではなく、発達障害による「二次障害」に苦しんだことをお話しました。

 この「二次障害」は実に厄介な代物です。私はディスレクシアが原因で学校の勉強がうまくいかなくなり、先生に叱責を繰り返されたことから、不登校をきっかけで「うつ」「自傷」「対人恐怖」「強迫性障害」という二次障害を経験しました。「悲劇」という言葉は使いたくありませんが、この経験は、私にとって悲劇以外の何ものでもありませんでした。



私の生い立ち

 前回は「ディスレクシア」がどのような障害かということをご説明いたしました。今回は私の生い立ちについて大まかではありますが、書いてみたいと思います。



ディスレクシア(読み書き困難)とは?

 前回説明のとおり、私は発達障害の一つで「読む、書く」に著しい困難を示す「ディスレクシア」の当事者です。今回はこの私の「障害」について説明します。

 ディスレクシアの人達は、実際にどんな風に見えているのでしょうか?
 実は、文字を読む場合このように見えています。



はじめまして!

 はじめまして。私は、アットマーク明蓬館高校の共育コーディネーターを務める南雲明彦と申します。この度は、ご縁があり、ブログを始めさせていただくことになりました。このブログでは、皆様に少しでも「発達障害」のことを身近なものとして感じて頂きたいと思っています。



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プロフィール
南雲 明彦
(なぐも あきひこ)
アットマーク明蓬館高校
共育コーディネーター
1984年生まれ。21歳の時に自身が発達障害の一つである「ディスレクシア(読み書き困難)」であることを知る。その後、「ディスレクシア」の存在が世の中に知られていないことから、啓発、支援活動に尽力中。
著書に『僕は、字が読めない。~読字障害(ディスレクシア)と戦いつづけた南雲明彦の24年~』(小菅宏著/集英社)、『私たち、発達障害と生きてます~出会い、そして再生へ~』(共著/ぶどう社)がある。
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