みんなとともに考える時間 独立型社会福祉士をめざそう!?
先日、栃木県社会福祉士会の南部地区ブロック会主催で社会福祉士の集いが、私の事務所を会場に行われました。
集まった方々の所属や立場は、福祉関係機関の入所型施設や支援センター関係、NPOとして地域福祉活動をしている人、自分自身の境遇をいかに活かしていけるかと模索している人などさまざまです。この集いには、別に社会福祉士の資格がなくても参加できるようになっていました。
今回私が依頼された話のテーマは、「独立型社会福祉士の現状」について。自らが社会福祉士として、あるいは今は社会福祉士でなくても、今後地域の中で社会福祉士が果たして独立してやっていけるのか!? 何となく興味はあるけど、実際は大変なんだろうな~ぁ。もし、やっていけるのであれば、自分もそうしていきたいなど、何らかの関心をもつ皆さんが集まっていただけたものと思います。いずれにしても、私自身にとっても、さまざまな考えをもつ方々と出逢って意見をかわし、ともに考える時間をもてることは、大変ありがたいものです。
皆さんからは「保障や生活の安定のことなど不安じゃないですか?」「独立しようと決断できたきっかけは何だったのですか?」など、誰もが気になるであろう率直な質問が出てきました。
それはそうですよね…。不安じゃないといったらまったくの嘘になります。以前ブログでも書きましたが、私は、緊張が続く日々に、仰向けに寝られないのですから。それでも私が、今のような仕事の仕方を選んだのは…。
もちろん、私は一人で生きているわけではありません。守るべき家族もあります。生活できるかどうかわからないのに、自分の思いだけで突っ走ることなんてできません。責任があるし、それに私はもともと、臆病者ですから。それでも私が今のような生き方を選んだのは…。こんなふうに言うと「何、格好つけているの」と言われそうですが、すべてが必然であったように思います。
今回集まって下さった皆さんが最も関心あることは、独立してやっていけるのか、要するに、独立開業した社会福祉士が食べていけるのかだったと思いますが、私から言えることは、まず、自分に何ができるのかを考えてみてください(もちろん、食べられるかどうかは重要なことですが!!笑)。そして、できることをやり続けることが大切だと思います。そうすることで、自ずと目指すべき目標が見えてきます。
社会福祉士が地域で何ができるのか、それを示していくのは、まさにこれからです。だからこそ、私も、今できることを精一杯やり続けていきたいと改めて思う集いでした。
コメント
すべてが必然だったとのことですが、自らが思いを馳せていないと変わらないですし、楽しまないとダメですよね。私にも必然が訪れるように進みます。
現在、独立型社会福祉士事務所開設に向けて準備中です。社会福祉士の役割を必死に考えながら不安と闘いながら準備しています。
私の場合も必然なんだと思います。
幸いながら、支えてくれる家族、応援してくれる各種士業の友人がいます。
不安に打ち勝って頑張りたいと思います。
※コメントはブログ管理者の承認制です。他の文献や発言などから引用する場合は、引用元を必ず明記してください。