メリー・クリスマス―『夜と霧』のエピソードから
2012年12月25日 11:10
クリスマスを迎えるたびに、私はV.E.フランクル著『夜と霧』(原題は「強制収容所における一心理学者の体験」(1946年)、1961年、みすず書房)の一節を想い起してきました。生きることの意味を考えさせられるエピソードです。
二つの対談から
2012年12月10日 13:50
師走に入り、二つの対談に眼を通しました。『姜尚中+高村薫-「不穏の時代」を生きる、書く』(雑誌「すばる」2013年1月号、集英社、108-124頁)と『斎藤環+土井隆義-若者のキャラ化といじめ』(雑誌『現代思想』2012年12月臨時増刊号、青土社、22-41頁)です。これらはそれぞれに異なるテーマを論じていますが、それぞれに指摘される現状の問題点に、私は通底する深刻さを感じました。
本当のことを知りたい
2012年12月03日 13:00
私はバイク党です。何も総選挙に向けて新党を起こすのではありませんよ(笑)。モビリティのあり方として、私の性分に合っていると考えてきたのです。どうしても、バイクを復活させたいと一念発起し、昨今の中古バイク事情を20年ぶりに探ってみました。「情報化社会の進展」「ユビキタス社会の到来」などというのはほど遠いありさまで、得られる情報は旧態依然としています。