子どもが語る施設の暮らし
2012年06月25日 11:30
この本は、家庭の様々な事情から、親元を離れて児童養護施設等で暮らす子どもたちの声を集めた労作です(「子どもが語る施設の暮らし」編集委員会編『子どもが語る施設の暮らし』、明石書店、第1巻は1999年刊、第2巻は2003年刊)。
施設の暮らしの主人公である子どもたちの人権と意見表明権のあり方を考えさせられるこの本は、障害・高齢の領域の支援者にも一読をおすすめします。
あれから25年
2012年06月18日 13:10
「厚生労働省は、新たに精神障害者の採用を企業に義務づける方針を固めた」(2012年6月14日付朝日新聞朝刊)との報道に接しました。これに伴い、民間企業の雇用率を1.8%から2.0%引き上げることを含め、「今秋から労働政策審議会で議論し、来年にも障害者雇用促進法の改正案を通常国会に提出する」とあります。
脱稿した!
2012年06月11日 09:10
この半年間、障害者虐待に関する本の原稿執筆にひたすら没頭してきました。ビーナスの太陽面通過を前に、ようやく脱稿しました。20~30枚の原稿だと、通常は書き終えたら達成感が訪れてくれるのですが、今回は叙述の範囲と分量が桁違いに多かったせいでしょうか、脱稿した瞬間に「蝉の抜け殻」状態に陥りました。
この本は、日本高齢者虐待防止センターと私の共編著の形で、本年8月に中央法規から出版される予定です。
妙高高原で疲れを癒す-実にさわやか!