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梶川義人の「虐待相談の現場から」 2013年06月

多専門職・多機関間協働のココロ

 前回、多専門職・多機関間協働のチームで対応するには、それなりの術が必要だと書きました。今回はその術について考えてみます。



初めてご質問を頂きました

 ブログを連載し始めて初めてのご質問を頂きました。5月9日に掲載した「緊急性と虐待の判断」を読んだ読者の方からです。
 とてもうれしいので、この場をお借りし、はりきってお答えします。



特別な配慮と職人芸

 今回は、特別な配慮が必要な場合の支援シナリオと、その実践についてみてみましょう。まずは、タイプ別のシナリオについてです。



心のコップと支援のシナリオ

 当事者への接し方についてお悩みの方は大勢いらっしゃいます。関わる機会は少ないのに、いったん関わると、それなりの結果を出すように求められるため、自信を持ちにくいのかもしれません。そこで、今回は、一般的な来談者へのオーソドックスな支援のシナリオをみてみます。介入拒否や精神障害など、特別な配慮の要るものは次回に譲ります。



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プロフィール
梶川義人
(かじかわ よしと)
(仮称)日本虐待防止研究・研修センター開設準備室長、淑徳短期大学兼任講師。
対応困難事例、家族問題担当ソーシャルワーカーとして約20年間、特別養護老人ホームの業務アドバイザーを約10年間務める。2000年から日本高齢者虐待防止センターの活動に参加し、高齢者虐待に関する研究、実践、教育に取り組む。自治体の高齢者虐待防止に関する委員会委員や対応チームのスーパーバイザーを歴任。
著書に、『高齢者虐待防止トレーニングブック-発見・援助から予防まで』(共著、中央法規出版)、『介護サービスの基礎知識』(共著、自由国民社)、『障害者虐待』(共著、中央法規出版)などがある。
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